普段わたしは仕事で相談業務をしていて、このような相談を受けることがあります。
「夫が〇〇してくれなくてイライラしてぶつかってしまった」
「子どもが全然言うことを聞いてくれない」
このように、家族が自分の思い通りに動いてくれないことに嘆いておられる方が非常に多いように感じています。
気持ちは痛いほどわかります。
忙しい夕食作りの時間帯も関係なく、自分の好きに行動する夫。余裕のない朝に言うことを聞いてくれない子ども。
余裕のない時ほどイライラしてしまうし、そしてそんな自分に自己嫌悪。
そんなご相談を受けたときは、「まず、具体的に何が一番嫌だったか、本当はどうしてほしかったか」ということを紙に書き出して具体化してみることをお勧めしています。
紙に自分の思いを書き出す
その時は「こうしてくれるだろう」と期待していたことが裏切られ感情的になってしまい、冷静に気持ちを伝えることが出来なくなってしまいます。
「紙に気持ちを書き出す」という行為はあなどれません。
心の中や頭の中を整理し、言語化することで、それだけで実は自分はこうしてほしかったんだ!という気付きに変わることもあります。
紙に書くときは、綺麗に書かなくて大丈夫です。箇条書きでも良いし、自分が書きやすいように自由に書けば後で読み返したときに気付くことがたくさんあります。
もし、イライラやもやもやを切り替えられず、引きずってしまうようなら、是非この方法を試してみてください。
視野を広げる
また、こういうときは視野が狭くなっていることがかなり多いです。
自分がこうしてほしかったという思いで支配されてしまい、視野が狭くなってしまうものです。
感情的になりそうになったら、少し顔をあげて、違うことに意識を向けてみるのはいかがでしょうか?
少し視点が変わるだけで、気持ちも大きく変化することってありますよね。
コメント